ラーメン定食(ラーメン、からあげ、ライス)750円→650円、揚げそば定食(やきめし、揚げそば)780円→680円
そこは、「塩屋一貫楼」である。
三宮一貫楼とは全く別物のようであるが、世の中にはたくさんの一貫楼があるので、「一貫楼」という名前は「来々軒」同様に普通名詞的に使っていい店名なのかもしれない。
この「塩屋一貫楼」は、住宅地の中に位置しており、平日の昼間の人通りは少ないようである。
店もそれほど繁盛しているようには見えない。
一見、休みかと思いお店のおばさんに開いているのか確認したぐらいである。
開いているのかわかりにくい店である。のれんがないので、仕方がない。
店は、老夫婦二人で経営しているようである。
このような店は、すでに令和の店にはないのかもしれない。
店に入ると、なかなかの広さであるものの、テーブルが8脚あるにも関わらず椅子がセットされているのは、3つだけなのだ。
カウンターにも3席あるのだけどカウンター上の状態を見ると、客は使えない感じである。
写真のように椅子のないテーブルもあるが、そこには備品がたくさん並べられている。
おかもちもあるので、出前中心の店かもしれない。
実際、我々の料理が到着した後、おやじさんはすぐに出前に行って帰ってきていた。
壁に掛かっている張り紙を見てオーダーするのだ。
しかし、メニューはそこかしこにいっぱい貼ってある。
ラーメンがメインでない雰囲気であるが、調査隊の隊長としてはラーメンを頼むしかない。
これは高めを狙わないといけないような気がして、気が引き締まる。
隊長は、お得そうな「ラーメン定食(ラーメン、からあげ、ライス)750円→650円」をチョイス。
O調査員は、「揚げそば定食(やきめし、揚げそば)780円→680円」をチョイス。
オーダーを待つ間、店を眺めてみると、昔ながらの中華定食屋さんなんだろう。
昭和の風情が香る。
こういう店には、たいてい設置されているテレビがないのはなんでだろうか?
ディジタル化についていってないのかもしれない。
客は我々調査隊だけなのだが、あとで1人だけ入ってきた。
そして、漂ってくるなかなかのいい匂いで。
この店は、当たりだと確信した。
「ラーメン定食(ラーメン、からあげ、ライス)750円→650円」到着
ラーメン、からあげ、ライスがしっかりとボリュームを感じる。
からあげと思いきや揚げ餃子が付いてきていた。
唐揚げ2個と揚げ餃子が3個である。フェイントやね。
唐揚げは冷凍ものかなあ。
でも、なかなかのボリュームである。
唐揚げがこれだけ入っていて、650円なら十分であろう。
具は、ゆで卵が半身ともやし、ハム一切れに青ネギパッパとというコンパクトな風情。
スープは透明な見た目と比べ、はるかに出汁が濃厚な醤油であった。
濃いめと言える、甘く濃ゆいのだ。
播州ラーメンっぽくもある。
もやしもなかなかのシャキシャキ具合。
麺は太麺ストレートにカテゴライズされよう。
少々柔らかめであるが、醤油が麺に染みてなこなかの味わいである。
ラーメン本体は少なめであるが定食としては多めである。
しかし、食べつづけると太麺の効果で結構なボリュームを感じた。
太麺の揚そばである。
珍しい。
パリパリ感が大幅アップである。
店で麺を揚げてるようだ。
あんまりないパターンだと思う。
塩屋一貫楼 (神戸市垂水区)
調査NO.110
評価 ★★★☆☆
営業時間 よく分からない
定休日 無休とのこと
駐車場 店の前に1台止められそうだけど?
調査日 2019.5.24(金)昼
調査員 隊長、O調査員
調査地 垂水東中学校と東垂水小学校の間としか言えないような住宅街の中
公式ホームページなし
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